「精子に問題があって…妊娠の可能性が限りなく低いんだ。妻を妊娠させてくれないか…お前にしか頼めないんだ」親友にそう言われ、一度は納得したものの正直荷が重く断ろうと思っていた。もちろん学生時代から憧れていた五芭さんと関係を持てるという事もあり、本音を言えばヤリたかったが、気持ち的には難しいと思った。そんな僕の気持ちを悟ったかのように五芭さんは僕の目を見つめて誘ってきた。「私じゃダメですか…?」って。そんな風に言われたら…理性は簡単に揺らいでしまった。
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